BRITISH CAKE HOUSE 英国菓子教室

4年ほど前から通い始めた湯河原にある英国菓子教室「British Cake House」。
本当だったら最初の実習クラスは2年で修了するはずなんですが、仕事やらプライベートやらの事情で飛び飛びになってしまい、早4年の月日が経ちましたがまだ終わっていません(笑)。フランス菓子一辺倒だった私が、他のヨーロッパのお菓子や文化に興味を持ったのがちょうど4〜5年前。

教えてくださっているのは、小澤祐子先生です。本屋さんで初めて先生の本を見つけた時、ビビビビビ〜♫っといつもの私のアンテナが反応しました(笑)。正直言うとそれまでのイギリス菓子のイメージは、基本焼き菓子が多くて、あまり飾りっ気もなくて、地味で、基本茶色で、あんまり美味しくない・・・というものでした。ロンドンに2回ほど旅行で行っただけで、イギリスのことを何も知らないのに、イメージ・思い込みって怖いですね。。。

小澤祐子先生

小澤祐子先生

祐子先生の本を見て、イギリス菓子の種類の多さにまず驚き、その美しいお菓子の写真から「焼きっぱなしのお菓子をこんなに美しく仕上げるなんて!」と心が震えました。
私は「美しいお菓子」が大好きです。
ですから、「このお菓子絶対美味しい!こんな綺麗なお菓子を作られる人はどんな方なんだろう。このお菓子を食べてみたい!!この人に会いたい!!」と心から強く思ったのです。もちろんフランス菓子出身ですから、美しくデコレーションして洗練されたフランス菓子は大大大好きです。でも私の中の「美しいお菓子」の概念は、決してデコレーションで綺麗に着飾っているお菓子だけではないことも事実です。むしろ、焼きっぱなしのお菓子を美しく仕上げる方が、誤魔化しがきかなくて難しい。一つ一つの工程を丁寧に美しく進めていかなければ、美しい結果は望めないのですから。そこには、仕事の丁寧さ、正確さが大いに求められるのです。

今日はランチもいただきました

今日はランチもいただきました

本の後ろに載っている先生のプロフィールを頼りにお教室を探しあて、まもなくBRITISH CAKE HOUSEに通い始めました。場所は湯河原ですから、横浜の自宅から決して近い場所ではありません。でも、その距離も時間も全く苦にはなりませんでした。見聞を広げ、「イギリス菓子」と「イギリス文化」を学ぶ面白さ、祐子先生のお菓子の美しさと美味しさ、そして先生ご自身とご主人であるオーナーのお人柄の良さ。これだけ理由があれば、湯河原に通うことはむしろ月1回の楽しみとなるのです。

オーナーの小澤桂一氏

オーナーの小澤桂一氏

そして11月は久々のレッスンでした。

11月と12月はティータイムのお菓子というより、クリスマスにちなんだデザート、細工菓子です。11月は実習で「クリスマスプディング」、デモで「ジンジャーブレッド」でした。イギリスのご家庭では、クリスマスといえばこの「クリスマスプディング」をデザートとして食すそうです。ティータイムのお菓子ではなく、あくまでも食後のデザートにね。日本でいただけるところはあまりないですよね。。。私も今回初めていただきました。蒸し上げたプディングにお酒をかけて火をつけます。フランス菓子で言うところのフランベを、家庭のテーブルでするんです。この一手間、特別感があってテンション上がりますよね〜♫
「ジンジャーブレッド」では、生まれて初めてアイシングクッキーを体験しました。思ったようにはなかなか塗れずに悪戦苦闘しましたが、とっても面白かったです。私こういった細かい作業、結構好き♫

本日の試食

本日の試食

実習クラスも残すところあと2回です。え〜っと次回は・・・、あっまた1週間後かっ(笑)。
次回もクリスマス一色のレッスンに違いありません。楽しみに伺いたいと思います〜❤️。

———————————————————————————————————————————————-お菓子教室 Ledru-Rollin(ルドリュ ロラン)での体験レッスンはこちらへどうぞ


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