コルドンブルー菓子上級スタート
ついに始まりました、コルドンブルーの菓子上級クラス。
足掛け４年のコルドンブルー生活でようやく上級に進むことになりました。といっても2月29日から授業は始まってますので、既に半分以上終わっています（笑）。コルドンの菓子コースのカリキュラムでは、中級クラスまでで伝統フランス菓子は一通り終了します。で、上級クラスでは「チョコレート」。私の大大大好きなチョコレートなんです。最初の7回くらいまでは、ボンボンショコラやチョコレート細工など、本当にチョコレート一色。既にこちらの授業は終わりましたが、とにかく楽しかった！！！チョコレートは製菓の中でも最難関で、パリの製菓学校などでは「チョコレート」講座だけは別枠で設定されるくらいの専門的な分野なんです。それだけに一筋縄にはいきませんが、とにかく楽しい！！！私はチョコレートは食べるのも大好きだけど、どうやら作るのも大好きらしい（笑）。
ジャン先生の作品
雄二先生の作品
お菓子やアントルメももちろん学びますが、チョコレートを使ったものばかり。しかもアントルメを作った後に、飾り用のチョコレート細工をしますので本当に忙しい。決められた時間内に終わらせるのがいつも難しくあたふたしています。スピードって、私には一番の苦手分野・・・。そう言えば基礎クラスの時からこの「スピード」には悩まされていたなぁ〜。トホホ。
今回上級クラスの担任は、昨年着任されたフランス人のジャン＝フランソワ・ファヴィ先生。以前は韓国のコルドンブルーにいらっしゃった先生です。今回上級クラスに行くにあたり、「韓国から素晴らしいフランス人の先生がいらっしゃったらしい」という噂は聞いていました。が、噂通りの、噂以上のとっても素敵な先生です！！優しくて細やかで、いつも温かい。私達生徒を育てようとしてくださる姿勢が常に伝わってきて、教えていただくとお菓子作りが楽しくなる先生です。以前パリのリッツ・エスコフィエでチョコレートをちょっとばかりかじったことはありますが、難しい内容を本格的に実践するのはほぼ今回が初めて。チョコレートの基本的な扱い方から、ジャン先生が教えてくださいます。ジャン先生の教え方が上手だからだと思いますが、毎回チョコレート作業が楽しくて仕方ないのです。下手だけど楽しい、これって本当に好きなんですよね！
そして基礎クラス担任の本田先生や中級クラス担任の雄二先生にも引き続き今回もお世話になります。ジャン先生に加え、大好きなお二人にまた教えていただけるなんて、本当に私幸せ者ですね〜♫。特にまた雄二シェフのお菓子が食べられるなんて〜、ほんとにほんとに幸せ♡（笑）。
とは言え、上級クラスは中級クラスに比べものにならないくらい一気にいろんなことが難しくなります。できない自分に日々落ち込み、常に反省の毎日。「まだまだだな・・・」「本当に私ダメだな・・・」とネガティブ思考も隠せません。さらに24日には最終試験が待っています。今はこれの準備に追われ、本当に間に合うのかしらと正直焦っています。でもここまで来たらやるしかないので、最後まで頑張ります。
私の大好きな人が言っていた言葉を思い出しながら。。。
「できるできないじゃない、やるんだ！」
私の作品
無事に卒業できたらまたご報告させていただきますね。
皆様には全くもって関係ないお話だとは思いますが（笑）、成功を祈っていただけたらとっても嬉しいです♫
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