11月のレッスンスケジュール
私の都合で、9月、10月はお休みさせていただきました。気が付けば季節も変わって、秋。美味しいものが沢山出回る、大好きな罪な季節がやってきましたね🤭。11月のレッスン内容です。
＜フランス菓子クラス＞
『タルトタタン』を作ります。日本でも大変有名なフランス菓子。ケーキ屋さんで買ったことあるとか、レストランのデザートで食べたことあるとか、名前は聞いたことあるとか、皆さんどこかしらで出会ったことがあるのではないでしょうか？リンゴをふんだんに使ったこのお菓子、なんと作り手の失敗から生まれたお菓子だったのです。
時は19世紀後半、場所はフランスのラ・モット＝ボーヴロン（現在のロワール地方）にある「ホテルタタン」。当時ホテルを経営していたのは、ステファニー、カロリーヌ姉妹。ある日、いつものアップルパイを作ろうとしていた調理担当のステファニーが、リンゴに火を入れ過ぎて焦がしてしまったところから、この『タルトタタン』が誕生したようです。その火の入れ方は、バターと砂糖と一緒に炒めていたとか、オーブンに入れて焼いていたとか、諸説あるようですが、とにかく何らかの方法でリンゴを焦がしてしまったようですね。その焦げたリンゴを見て慌ててタルト生地の上にひっくり返したら、なんと香ばしく美味しいタルトになった、というのが有力な説のようです。
その出来栄えはおおよそ失敗とは思えないほど、キャラメリゼされた香ばしいリンゴとサクサク生地が絶妙なバランスを引き出し、当時のホテルのお客様達にも大変喜ばれ、その後ホテルの看板メニューになった、ということです。ステファニーの失敗から誕生したこのお菓子は「タタン姉妹のタルト＝タルトタタン」と名付けられ、その後フランスのみならず、世界中へと広まっていきました。「失敗から美味しいお菓子が誕生する」というお話は、フランス菓子の中ではよく聞く話ですが、人生何が成功につながるかわかりませんから、失敗しても落胆する必要はないかもしれませんね😉♬
説明が長くなってしまいましたが、今回はこの『タルトタタン』を、簡単にできる方法とパティシエのような本格的に作る方法の2種類をご紹介しようと思います。リンゴが美味しくなるこの季節に、美味しいお菓子を作りましょうね♬
★11月のレッスンスケジュール★
＜メニュー＞
フランス菓子クラス：『２種のタルトタタン』（実習・16cm1台×２）
＜備考＞
現状は通常のティータイムを予定していますが、新型コロナウィルスの感染状況により、ティータイムを中止する場合があります。どうぞご了承くださいませ。
「初回お試しレッスン」「新規ご入会」は当面の間、中止させていただきます。一般に再開する時は、こちらのHP上でお知らせさせていただきます。
