4月のレッスンレポート(フランス菓子初級)
お菓子入門クラスに引き続き、超久しぶりのアップになってしまいました。フランス菓子初級クラス4月のレッスンレポートです。
実習では旬のフルーツ、いちごをたっぷり使ったタルト『タルトフレーズ』を作りました。その色や形から可愛いお菓子に仕上がりがちのイチゴを今回は少し大人っぽく仕上げました。
まずはサクサクのタルト生地を作ります。ワンボールでできる生地とは言え、慣れない作業は皆さん緊張します♬ 頑張りすぎるとサクサク感が失われてしまいますし、頑張らなさすぎると粉っぽくなってしまいます。その混ぜる程度、が大事なんですね。同じレシピを使っても作り手によってお菓子の味や食感が変わってくる、というのはこういった細かい点が結果につながるからなんですね〜。
丁寧に生地の仕込みが終わったら、中に詰めるクリームの準備をします。タルト生地に比べると混ぜるだけの作業のクリームはちょっと気が楽ですね(笑)。しっかりと焼き上げたら、タルトの土台は完成です。
タルトが完全に冷めたら組み立てです。いちごをそのまま乗せていくのですが、これが意外と難しい。決まった数のいちごを決まった円の上にきれいに並べていくって、思ってるほど簡単にはいかないんですよね(笑)。実はいちごを半分や1/4に切って乗せる方が、かなり並べやすいんです。が、今回は敢えて丸々1個を並べるデコレーションにしました。その方がいちごのボリューム感が出るので、私のイメージに合ったんです❤️(笑)。あまおうをお一人様1パック、これでもかっ!と贅沢に並べて頂きました(笑)。「難しいな〜」「なんか綺麗な円にならない」など色々な声も上がる中、キャッキャ言いながら皆さん上手にデコレーションをされ、無事素敵なタルトフレーズがたくさん出来上がりました♬
サブメニューでは『チュイルオザマンド』をご紹介しました。チュイルとはフランス語で瓦を意味します。アーモンドたっぷりの生地を薄く焼いて、瓦の形のように仕上げることからこの名前がつけられたんですね。見てお分かりのように、少しカーブがついています。これは焼いて勝手についたものではなくて(笑)、焼き上がりの柔らかい状態のものを形付けてこうなるのです。最初は戸惑いながら始めた生徒さん達。でもこれは急いでしなければいけない作業ですから、そのうち手が慣れて来られて、いつものごとく「Ledru-Rollin工場」となっていくわけです(笑)。そんなこんなで皆さんにお手伝いしていただき、たくさんのチュイルオザマンドが完成しました♬
今月のテーブルテーマは「大人のロマンティックイースター」。4月ですから、イースターをテーマにしてみました。だけど子どもっぽいイースターではなく、大人の可愛らしさを表現してみました。
そして今回はなんと、日本ではなかなか手に入れるのが難しいダマンフレールの、しかも到底入手不可能な2017年イースター限定の紅茶を手に入れることができました!!本当にラッキーでした〜♬ お菓子入門クラスでもお出しして好評でしたが、フランス菓子初級クラスの甘酸っぱくてサクサクのタルトとも本当に相性がよい紅茶でした。
お待ちかねのティータイム♬ 美しいタルトを目の前にして皆さん期待MAXです(笑)。今回はなんと贅沢に1/4をご試食していただきました。切り分ける際に「食べられますか?」と一応お聞きしますが、全員即答で「もちろんです!!!」と(笑)。1/4と聞くと多いと思われるかもしれませんが、実は上半分はたっぷりいちごですから、爽やかにペロッと食べられちゃうんですよー♬
「崩すのがもったいなーい♡」と言いながら、一口口に入れると「うわっ、美味しい!!!!」「なにこれー、おいしーーー」と絶賛してくださる生徒さん続出!(笑)「こんないちごのタルト食べたことないです!!」と真剣に言ってくださる方もたくさんいらっしゃり、またまた嬉しくなってしまいました♬ たくさん作業してくださったチュイルオザマンドも「これやめられません!」と。そう、サクサクした食感でついつい手を伸ばしたくなってしまうお菓子なんです。
今月も楽しく、幸せなレッスンをありがとうございました。次回もどうぞお楽しみに♬
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