スワン特別レッスン 爆笑シニア編♬
先月上旬、主人の両親が遊びに来ました。前々から私のレッスンを一度受けたいと言ってくれていましたので、今回はリクエストにお応えして「特別レッスン」を行いました!生徒は義父と義母の2人。教室始まって以来、初のシニア向けレッスンとなりました♬(笑)。何を作ろうか悩んでいると、二人ともお菓子作りなぞしたこともないのに、なぜか難易度の高い『スワン』が作りたいと・・・。「大丈夫かな〜」と若干(いえ、かなり)心配しながらも、滅多にない機会ですので、ご希望どおりスワンを作ることにしました。
進行はフランス菓子初級クラスと全く同じ。ですが、生徒さんと同じように一人ずつシュー生地を作ってもらうのはちょっとハードだと思いましたので、2人で2人分のシュー生地を作ってもらいました。材料を合わせて火にかけるところは義母が、卵を加えていく作業は義父が担当です。どちらも想像以上に力のいる作業。「簡単に食べてるけど、シュークリームってこんなに大変なのね・・・」と、二人ともびっくりした様子でした(笑)。
途中、説明内容が通じないことも少なくありませんし(笑)、目を離すと違うことをしていたり、思い切りが良いのかやりすぎてしまったり・・・😲。ちょっとでも背中を向けようものなら、振り返るとえらいことになっていたりするので、私は終始監視状態!!そして面白いことに、「おとうさん、こうじゃなくてこうするの!」「おい、そっちはそうじゃなくて、手前〜!!」などと、なぜかずっとお互い相手を注意し合う二人(笑)。
・・・・・・・。
ちょっと〜、どーでも良いけど、人に注意できるほど二人ともできていよねー!(笑)💣これは通常のレッスンではあまり(というか、全く)見かけないない新鮮(斬新?)な光景ですね♬。フフフ。
生地ができたら問題の絞りです♬。お菓子作りが初めてなわけですから、当然「絞り」なんてしたことない二人。それでも、初めて挑戦する「絞り」にワクワクしている様子でした。主婦業の長い義母は、初めてとは言え、均等に上手に絞っていきます。最近主夫業に勤しんでいる義父は、ものすごく慎重な性格。慎重に慎重に考えてなかなか絞り出しません。ようやく絞り出したら、やっぱり思うように絞れません。いくつか絞ってもなかなかうまくできないので、中盤から若干飽きてきてるようにも思えました(笑)。主人が義父のことを「慎重に慎重に行動して失敗するタイプ」とよく評していますが、今回はまさにそんな感じでした(笑)。
胴体ができたら、後は顔と首。たくさん練習したいからと義母は生地がなくなるまで絞りましたが、義父は必要最低限のみ(笑)。本当にお菓子作りって、性格が出ますよね〜。見てて面白いです♬中に入れるクレームパティシエールとクレームシャンティは私が作り、最後は組み立てです。
「なんだ、これ!」と自分で作った顔首を見て大笑いしながら、組み立てていきます。同じ生地を使っても、全く違うスワンちゃん達が誕生していました。
そして、主人が帰ってくる時間。「帰ってきたら食べてもらおう!」と言って、二人とも張り切っていました。「きれいなのを食べてもらう〜!」といって、選定した品は・・・・、二人とも私が見本で絞ったもの!(爆笑)私が絞って焼いた生地に、私が作ったクリーム詰めて、私が作った顔首つけたら、、、、それって単に私が作ったものですよね!!(笑)揃いも揃って二人とも私が絞ったものを選んでいて、笑っちゃいました😁。それを指摘すると、「先生が絞ったんだから、そりゃきれいだわ〜!(爆笑)」と、二人とも大笑い。
主人が帰宅するや否や、「今日これ作ったの。食べてみて!」と子供みたいにせがむ二人。「ちょっと、ちょっと待って、着替えさせてよ」と笑いながら、着替えに行く主人。「よっぽど楽しかったんだね〜(笑)」となぜか主人も嬉しそう♬
着替え終わった主人を審査員に、二人の作品の品評会です。「このスワン首太くて短くない?(義父分)」「うん、こっちは上手じゃん(義母分)」じっくり観察した後は、試食。全く同じスワンを2つ食べてもらい(笑)、一言。「うん・・・、クリーム美味しい」・・・・・。だ〜か〜ら〜(爆笑)!!
初めての経験。チャレンジというのは、いくつになってもワクワクして楽しいものです。両親にとっても、私にとっても、初めてで楽しい爆笑レッスンとなりました。また一緒にお菓子、作りましょうね♬
(ちなみに、たくさん作ったスワン、帰るまでに二人でほとんど全部食べてしまっていました。。。)
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