6月のレッスンレポート(お菓子入門クラス)

6月も通常の2クラスを実施しました。お菓子入門クラスの様子です。

実習では『型抜きクッキー』を作りました。ご紹介したのは、小麦粉の風味が前面に出るシンプルなクッキー。無駄なものを一切使わないこのルセットは、不思議なほど優しいお味。パリにある有名ブーランジュリー「ポワラーヌ」で売られているクッキーをイメージして考えました。生地を伸ばして型を抜く。材料も作り方もとてもシンプルですが、この工程はタルト生地を作る時に大切な要素がたくさん詰まっています。生地の作り方や伸ばし方、ちょっとしたことにたくさんのポイントが隠されているんですよ。

『型抜きクッキーとチョコチップクッキー』

『型抜きクッキーとチョコチップクッキー』

まずは生地作りから。材料がシンプルですから、作る工程ももちろんシンプル。ですが、ここで押さえておかなければいけないポイントを守らなければ、ザクザクした食感は生まれません。丁寧だけれども、スピードも肝心です。シンプルなお菓子の怖いところは誤魔化しがきかないところ。作ったままが素直に結果に表れるのです。そのことを私がしつこく言うものですから、生徒さん達の進めるてもちょっぴり緊張気味でした♫(笑)

『フルーツゼリー』

『フルーツゼリー』

デモンストレーションは『チョコチップクッキー』と『フルーツゼリー』の2種類。『チョコチップクッキー』は、ざっくり混ぜてスプーンで並べて焼くだけの手軽なクッキー。アメリカンなイメージのクッキーですが、目指しているのはサクサクした軽い食感。アメリカでよく見られるチューイな食感のものではありません。「これでもかっ!」と言わんばかりにたっぷり入れる具を見て、「こんなにたくさん入るんですね〜!!」と皆さん、本当に驚かれたご様子(笑)。もう一品の『フルーツゼリー』は、リッチで爽やかなものです。たくさん入ったフルーツとオレンジベースのゼリー生地がとってもよくマッチしているんです。

お菓子入門クラスのティーテイム

お菓子入門クラスのティーテイム

珍しくナイフとフォークを使わない、いつもと違ったカジュアルな雰囲気のティータイム。クッキーに手を伸ばしながら、楽しいおしゃべりに花が咲きました。「サクサクしていて本当に美味しいです〜♡」「止まらなくなります〜」と喜んでいただたようです。そして今月からいらっしゃった新しい生徒さんからは、後日「主人、娘、それはそれは喜んでクッキーを食べていました。」とメールをいただき、とっても幸せな気持ちにさせていただきました♫ これから少しずつ夏に向けて暑さが増していく時期。嬉しくて私の心もポッと熱くなるものがありました♡。

皆様、今月もご参加くださいまして、本当にありがとうございました。
来月はレアチーズケーキです。またまた楽しく美味しいレッスンしましょうね♫

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2016-07-20 | Posted in News, レッスンレポートComments Closed 

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