感謝の気持ち

昨年６月、私の大切な大切な愛猫のひとり、ゆうが他界しました。

これまで割と長い人生（笑）を生きてきていますが、それなりに辛いことも悲しいこともありました。その度に泣いたり、落ち込んだりしてきましたが、「これ以上に辛いことはない」とまで思った出来事は、正直ありませんでした。

12年前、運命的にゆうとにこは私達の元へやって来てくれました。以降、私は本当に自分の子供のように愛し、可愛がり、大切に大切に育ててきました。目に入れても痛くない、まさに私の宝物です。

そんなゆうが亡くなったことは、言うまでもなく、これまでの私の人生の中で最も辛くて悲しい出来事でした。息をするのも苦しいってこと本当にあるんだな・・・と、初めて知りました。狂ったように泣き叫ぶのも生まれて初めての経験でした。

だからこそ、人生で一番辛い時期に、心を寄せてくださった方、心配してくださった方、慰めてくださった方、何より大切なゆうの冥福を祈ってくださった方、ゆうのために涙を流して悲しんでくださった方、皆さんの優しいお気持ちがどんなにありがたかったことか。本当にたくさんの方々に心寄せていただきました。

お花やお手紙やメールもたくさんいただきました。今まで感じたことのない感謝の気持ちが心の底から湧き上がりました。皆さんのお気持ちをいただく度に「ゆうくんは本当に愛されていたんだなぁ」と嬉しくなりました。そして私自身も慰められました。ゆうくんにお花をいただいて、こんなにもこんなにもこんなにも嬉しいなんて。誰がなんと言おうと、私やっぱり親なんだなと心からそう思いました。

本当に本当にありがたかったです。嬉しかったです。

人生で一番辛い時期に皆さんからいただいた優しいお気持ちは、この先どんなことがあろうとも絶対に忘れません。そして私自身も、辛い状況や悲しい状況にいる人に、大げさでなくそっと温かく心寄り添える人でありたいと、そう思いました。

皆さん、ありがとうございました。
バレンタインデーの今日、この場をお借りして改めてお礼申し上げます。

そして最後に。
これまでに頂いたお花の写真を残しています。感謝の気持ちを込めてここでご紹介させてください。