1月のレッスンレポート

1月レッスンのレポートです。

フランス菓子初級クラスでは、実習で「タルトオポム」りんごのタルトを作りました。タルトと言っても今回はタルト型は使いません。自分で折り込んでいきます。パリのお菓子屋さんやパン屋さんにも置いてありそうな、りんごをたっぷり使った可愛い焼きっぱなしのお菓子です。

フランス菓子初級クラス『タルトオポム』

使ったりんごは、紅玉。とは言え、今年はどうやらりんごが不作らしくスーパーでは全く見かけませんでした。我が教室では毎回青森の農家さんから取り寄せていますので、今年もお世話になりました。不作ということは聞いていましたので、今回は昨年購入したものよりもちょっとグレードの良い、贈答用の良いものを買ってみました。すると・・・、めちゃくちゃ美しく、そして美味しい!!通常紅玉はそのまま食べると酸っぱすぎてお菓子や調理以外にはあまり使われませんが、今回の紅玉は調理用としてももちろん美味しいですが、そのまま食べても美味しい優れものでした♡。

そんな新鮮で美味しいりんごを材料に、レッスンスタートです!今回はフュータージュ(パイ生地)を土台の生地として使いました。ですが、これをレッスンで最初から作っているとさすがに帰れない・・・(笑)。時間がかかって仕方ありませんので、生地は私が準備したものを使っていただきました。続けて中にいれるコンポートとアーモンドクリームを作り、最後に上に乗せるりんごを切ります。

焼く前はこんなに山盛り(笑)!

全てのパーツが準備できたら、いよいよ成形です。中身を入れたら、たっぷりのりんごを美しく重ねていきます。りんごは人により切る厚さ、重ね方など本当に様々で、同じりんごを使って重ねていくのですが、お一人お一人全然違ったものになっていました♬ 焼成前のりんごは水分を持っていますので、もの凄いカサなんです。少し厚く切ってしまった生徒さんは重ねるのにちょっと苦労されていました。ですが、めちゃくくちゃうす〜〜〜く切られていた方もいらっしゃいました。その繊細さと言ったら、お菓子というより、芸術に近かったー(笑)。

試食用の『タルトオポム』

サブメニューでは『本格ババロアのフルーツソース添え』をご紹介しました。今回はお菓子入門クラスでラインナップしている『ババロア』とは作り方がちょっと違います。フランス菓子でいうところの『ババロア』での工程を忠実に行うやり方です。今回は有田焼の器にイチゴのソースを添えて、可愛くデコレーションしました♬

フランス菓子初級クラス『本格ババロアのフルーツソース添え』

そしてお待ちかねのティータイム。新春をイメージしてコーディネートしたテーブルともタルトがぴったりでした。それぞれに写真撮影が終わった後は、いよいよご試食。サックサクのりんごのタルトにバニラアイスクリームを添えてお出ししたところ、皆さん「おいしーーーーーー♡」「おいしーーーーー♡」の嵐♬ 「これは持って帰っても今日中になくなるかも!」と言われる生徒さんも。そして『ババロア』を口に入れた瞬間、皆さんほぼ全員瞳孔が開き(笑)、またまた「おいしーーーーーーー!!」の嵐♬ 先日3月のレッスンがスタートしましたが、「1月のババロア、本当に美味しかったです!」と改めて言ってくださる方もいらっしゃって、嬉しかったです♡。

フランス菓子初級クラスのティータイム

生徒の皆様、今回もレッスンにお越しくださり、ありがとうございました♬
今年も皆様に喜んでいただけて、できれば感動しちゃうようなお菓子が作れるように、頑張りますね!

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2017-03-15 | Posted in News, レッスンレポートComments Closed 

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