戸口明美先生のテーブルレッスン
上級第6回目のレッスンは4月に開催されました。テーマは「お雛様」。またまた今回も日本のテーマを洋食器や小物を使って表現します。3月3日の『桃の節句』はもちろん女の子のお祝いの日。ですから、基本的にはピンクを基調とした女の子らしい、優しい色使いです。ただ、ピンクピンクして甘くしすぎないのが戸口先生の素敵なところ。ぱっと目を引くところにはピンクを大きく使いますが、それを抑えるためにグレーをふんだんに使って、甘さを抑えます。大人の「お雛様」パーティーと言ったところでしょうか。
食器は大半が洋の物を使っていますが、1点伊万里焼を使ったりプレートの下には漆器のプレイスマットを敷いたりして、ポイントポイント和の風情も盛り込みます。磁器、ガラス、漆器がスマートに合わせられています。この和と洋の融合が本当に素敵♡。
木漏れ日のように淡い光が漏れるキャンドルスタンドも、洋物でありながらしっかりと和の雰囲気を醸し出しています。立てるキャンドルも素敵ですが、浮かばせるキャンドルもロマンティックですよね。
『桃の節句』と言えば、今回テーマのお雛様飾りだったり、桃の花、菱餅やひなあられくらいしか思い浮かびませんでした。でも、この日にまつわる食べ物や飲み物、さらには風習なんかもたくさんあって、これまた初めて知ることが多い実りあるレッスンでした。
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