7月のレッスンレポート(フランス菓子初級)

7月も通常の2クラスを実施しました。フランス菓子初級クラスの様子です。

実習では『タルトミルティーユ』を作りました。ミルティーユとはフランス語でブルーベリーのこと。ブルーベリーは甘みと酸味がほどよく調和した、宝石のような果物です。厳密に言うとフランスでいうミルティーユとは、私たちが知っているブルーベリーよりも小粒のものです。今回は国産の少し大きめのブルーベリーを贅沢にたっぷり使いましたが、実際にはアメリカ産のブルーベリーの方が小粒でミルティーユのイメージには近いかもしれませんね。

フランス菓子初級クラス『タルトミルティーユ』

『タルトミルティーユ』

今回のレッスン、皆さんの期待もかなり大きかったようで、「こんなタルト作ってみたかったので、今日は楽しみに来ました」「好きなお菓子屋さんのタルトミルティーユが期待ハズレだったので、今日は期待満々で来ました」など、何故かハードルを上げる生徒さんのお言葉を多く聞きました。そうなると「きゃーん、期待を裏切ってしまったらどうしよう〜」と、むしろ私の方が緊張しちゃいました(笑)。

まずはタルト生地の敷き込みから。フランス菓子初級クラスでは既に数種類のタルト生地を実習しています。が、その度に敷き込み方の難しさを皆さん実感されているようでした。難しいのは直ぐに生地がダレてしまうから。7月の暑い時期ではありますが、実習ルームは冷房をガンガン効かせてできるだけ生地がダレないように心掛ます。それでもやっぱり生地を伸ばしている間に、生地はどんどん柔らかくなってしまうのです。

タルト生地伸ばしてます♪

タルト生地伸ばしてます♪

そこで考えたある秘策!今回は全ての方が焦らず綺麗に敷き込める方法を考え出したんです〜(←大げさ・・・(笑))。でもその秘策のお陰で誰一人焦ることなく、失敗することなく、綺麗に敷き込むことができたんですよ!皆さんのお上手な姿を見ていたら、我ながらちょっと胸を張ってしまいました🎶。エヘヘヘヘ〜(笑)。そしてクリームを作り、焼き〜仕上げへ。最後にブルーベリーをたっぷり乗せて完成です。

デモンストレーションは、『ソルベアブリコ』をご紹介しました。ソルベとはフランス語でシャーベットのこと。でもフランス菓子のソルベとは、私達が思っているシャリシャリした食感のものとはまたちょっと違うんです。滑らかでいて、甘酸っぱく爽やかなお味のソルベ。オレンジ色の見た目も可愛くて、初夏にぴったりのデザートですよね。

ソルベアブリコ

ソルベアブリコ

ティータイムでは、「美味しい〜♡」「美味しい〜♡」の連発でした(笑)。タルトにちょっとうるさいと自負する生徒さんも、大きくハードルを上げてくださった(笑)生徒さんも、初めてタルトを作られる生徒さんも、タルトもソルベも皆さん本当に満足してくださったようでホッと一安心です(笑)。ある生徒さんからは「こちらで教えていただけるお菓子は毎回どれも美味しくて、いつも感動してます!」と嬉しいお言葉をいただいたりしちゃいました。

フランス菓子初級のティータイム

フランス菓子初級のティータイム

美味しく、美しいお菓子は人を幸せにする。そしてそれを提供する私もまた、幸せにしていただける。お菓子って本当に不思議で、素敵。そして、やっぱり大好き♡。これからも私らしいお菓子の世界に邁進していきたいと思いま〜す♬

皆さま、今回もレッスンにご参加くださり、ありがとうございました。
8月は特別レッスンになりますので、通常レッスンはまた9月から。楽しい夏休みをお過ごしくださいね。
次回は『アプリコットとプルーンのケーク』です。またまた楽しいレッスンしましょうね♬

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2016-08-10 | Posted in News, レッスンレポートComments Closed 

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