芦屋サロンドゥラヴィアンローズのNew Year’s Party
ちょっと前のお話ですが、1月も終わりの30日にテーブルコーディネートレッスンでお世話になっている戸口明美先生主宰の「芦屋サロンドゥラヴィアンローズ」新年会が、神戸の北野倶楽部で行われました。私はたまたまその時期に関西に行く用事がありましたので、東京校の生徒として参加させていただきました。
こちらの新年会、ただの新年パーティーではないんです。上級コースに所属する生徒さん数名が実際にご自分でプロデュースしたテーブルコーディネートを発表する場でもあるんです。いわゆる卒業制作のようなものですね。すでに過去数回実施されているようで、今回は芦屋校の8名の生徒さん達が参加されていました。先生から大きなテーマが与えられ、それぞれのカラーイメージで演出していきます。今年のお題は『新春』。8名の皆さんが選ばれた「ロマンティック」「エレガント」「モダン」「シンプル」「ナチュラル」「エスニック」「クラシック」「エレガントモダン」のそれぞれのカラーイメージでテーブルを作り上げていくのです。
以前からこのようなイベントがあることは伺っていましたが、私は今回初めて参加させていただきました。皆さんのテーブルを拝見するのをとても楽しみにしていました。きっと素晴らしいテーブルばかりだろうと予測はしていましたが、実際にこの目で拝見すると、なんとそのレベルの高さに驚いてしまいました。先生からアドバイスを受けられたとは言え、8名の皆さん全員が本当に素晴らしい。このまま何かお店やお教室ができそうなレベルの高さなんです。そして、さすが戸口先生の教え子だけあって、素敵な食器や小物をただテーブルの上に並べているのではなく、8名の皆さんそれぞれにテーマを設け、ストーリーが展開されているのです。そのお話を聞いているだけでも幸せになり、このテーブルにはこういった方達が集っているのだな〜とか、こういうお料理が並べられるのだな〜、とか想像の世界が広がっていくのです。
とにかく、どのテーブルも甲乙つけがたい程素晴らしくて感動してしまいました。実際の生徒さん達のお話を伺うと、皆さんご自分の世界観を表現するのに本当にご苦労されたようです。先生と2〜3ヶ月間みっちりとやり取りをして、たくさんのアドバイスを受け、ストーリーを作り、食器や小物を探し、組み立てていく。本気の卒業制作ですよね。でも皆さん口を揃えておっしゃるのが、「大変だったけど、本当に勉強になりました」という清々しいお言葉。確かに戸口先生にみっちりマンツーマンでご指導いただくのですから、それは相当な勉強になるんだと思います。そうやって苦労して作り上げたそれぞれの世界が、パーティーに来られていた全員に伝わっていました。どのテーブルも本当に素敵でした。
お食事も北野倶楽部のフルコースが出され、とても贅沢なパーティーでした。先生のご挨拶から始まり、8名の方の発表の後はハズレくじなしのビンゴ大会。東京校からの生徒さんがもう一人参加されておられ、知っている人はこの方だけでしたが、華やかで楽しく刺激を受けた新年会でした。
私もこんな風に自分の世界観をしっかりと伝えられるテーブルを作れるように頑張りたいと思います。
———————————————————————————————————————————————-お菓子教室 Ledru-Rollin(ルドリュ ロラン)でのお試しレッスンはこちらへどうぞ