2023年4月のレッスンスケジュール

私の都合で、2月はお休みをさせていただき、3月のお知らせも遅くなってしまいました。ご迷惑お掛けして申し訳ありませんでした。3月はなし、次回は4月レッスンとさせていただきます。

<お菓子入門クラス>
実習で『シフォンケーキ』を作ります。シンプルな焼き菓子ほど難しいものはありません。お教室Ledru-Rollinのシフォンケーキはベーキングパウダーを全く使いません。だからこそ自然でとても口当たりが良い、優しいシフォンケーキが作れるんです。「きちんと膨らまない」というお悩みが多いお菓子ですが、ふわっふわの生地に仕上げるためのポイントもきちんとお教えしますので、どうぞご安心を。サブメニューでは『ブールドネージュ』をご紹介します。「白い雪」と名前のついた香ばしくてホロホロのクッキーは、軽くていくつでも食べれちゃう優しいお菓子です。

『シフォンケーキ』
『シフォンケーキ』
『ブールドネージュ』

<フランス菓子クラスⅠ>
チョコレート、チェリー、キルシュ、クレームシャンティーがベースになった『フォレノワール』を作ります。フォレノワールとは、フランス語で「黒い森」を意味します。ドイツ南西部の森林地帯「黒い森(ドイツ語ではシュバルツヴァルト)」が由来とされています。森からはチェリーの収穫もあるためチェリーをふんだんに使い、チェリーの蒸留酒であるキルシュも用いています。チョコレートをたっぷり使ってケーキを森に見立ててデコレーションした気品あるお菓子です。

『フォレノワール』

<フランス菓子クラスⅡ>
実習で『苺のミルフォイユ』を作ります。「ミル=千枚」「フォイユ=葉」という名前の通り、幾重にも重ねられたパイ生地がたくさんの葉を重ね合わせたように見えることから、フランスではこのお菓子を「ミルフォイユ」と呼ぶようになったと言われています。日本では「ミルフィーユ」と呼ばれていることの方が多いかもしれません。今回はパイ生地の間にリッチなカスタードベースのクリームと旬の苺を挟み込んで、贅沢に仕上げます。蛇足ですが、日本で聞き慣れている「ミルフィーユ」。実はフランス語では「フィーユ=娘」という意味なので、この呼び方だと「千人の娘」という意味になってしまうんです。フランス人が聞くとちょっと奇妙な名前のお菓子になってしまいますね(笑)。

『苺のミルフォイユ』

<世界のお菓子特別クラス>
いつもはフランス菓子を中心にレッスンをしていますが、今回から不定期でフランス以外の世界のお菓子をご紹介したいと思います。第1回目は、フランスから海を渡ってすぐお隣の国、イギリスのお菓子をご紹介します。

実習で『ヴィクトリアサンドイッチケーキ』を作ります。英国風のしっとりしたスポンジケーキにいちごジャムを挟んだシンプルなケーキ。19世紀のヴィクトリア女王の名を取ったこのケーキは、イギリスの国民的なお菓子です。1861年に最愛の夫を亡くしたヴィクトリア女王を慰めるために作られたお菓子だと言われています。素朴で家庭的なこのお菓子は瞬く間に国中の人々に広がり、今もイギリスのティータイムの定番として、人気のお菓子となっています。教室では少しフランス菓子の要素を入れて、ホイップクリームを挟んで仕上げたいと思います。サブメニューでは、英国式ショートケーキをご紹介します。いちごを使うのは同じですが、日本の私たちが知っているショートケーキとは全然違うデザート菓子です。(写真は後日アップします)

ヴィクトリアサンドイッチケーキ
英国式ショートケーキ

★4月のレッスンスケジュール★
<メニュー>
お菓子入門クラス:『シフォンケーキ』(実習・17cm1台ケース付き)・『ブールドネージュ』(サブ)
フランス菓子クラスⅠ:『フォレノワール』(実習・15×10cm1台)
フランス菓子クラスⅡ:『苺のミルフォイユ』(実習・16×9cm1台)
世界のお菓子特別クラス:『ヴィクトリアサンドイッチケーキ』(実習・15cm1台)・『英国風ショートケーキ』(サブ)

<備考>
現状は通常のティータイムを予定していますが、新型コロナウィルスの感染状況により、ティータイムを中止する場合があります。どうぞご了承くださいませ。


「初回お試しレッスン」「新規ご入会」は当面の間、中止させていただきます。一般に再開する時は、こちらのHP上でお知らせさせていただきます。   
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2023-03-10 | Posted in Lesson, NewsComments Closed 

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