ドゥボーヴ・エ・ガレ

フランスが大好きな私。これまでにかれこれ30回以上はフランスに行っています。もちろんこれには、フランス留学や仕事での出張なども含まれています。でも、たとえどんな目的で行ったとしてもフランスに行ったなら、パリ滞在は絶対外せない。なぜなら、大好きなお菓子屋さんとチョコレート屋さんを巡らなくてはいけないから!(笑)

チョコレートと言えば。最近では日本でもチョコレート専門店がちらほら見られるようになりました。とはいえ、日本ではたいてい生ケーキや焼き菓子と一緒に洋菓子屋さんにチョコレートが置いてあることが多いように思います。でも、フランスでは昔から街のあちこちに『チョコレート屋さん』、いわゆる『ショコラトゥリー』があるんです。チョコレートが大好きなフランス人。たいていのパリジャンやパリジェンヌ、マダム達は、家の近所にお気に入りの『ショコラトゥリー』を持っているんですよ。

そんなたくさんのチョコレート屋さんの中からお気に入りの1店を見つけるのは、それはそれは至難の業。チョコレート大好き人間の私は、パリだけでも好きなお店があちこちにあります。フランス帰りには、いつもたくさんのチョコレートやらお菓子やらを買い込んでトランクがパンパンになるほどです(笑)。

毎回そんな買い方をしてくるものですから、2回しかパリに行ったことのない主人も、なぜかフランスのチョコレートにやたら詳しくなったりしています。そんな彼が今まで私が買って帰ってきたチョコレートの中で一番気に入ったのが、パリの老舗『ドゥボーヴ・エ・ガレ』。

ドゥボーヴ・エ・ガレパリ本店
(出典:ドゥボーヴ・エ・ガレHP)

『ドゥボーヴ・エ・ガレ』は、なんとフランス革命後の1800年に創業されました。現在、パリで最も古く歴史あるショコラトゥリーなんです。創業したのは、王室薬剤師であったスルピス・ドゥボーヴ氏。復古王政を果たした1816年、ルイ18世から「ブルボン王室のチョコレート職人」として認可され、続いてシャルル10世、ルイ フィリップ王の御用達となったそうです。その後1823年に甥で薬剤師のジャン=バチスト オーギュスト・ガレ氏を招き入れ、共同で新しいチョコレートの開発に取り組んだとのことです。ブランド名は二人の名前を合わせてつけられたのですね。

200年の歴史ある老舗は、今の時代においても最良の材料を使い、最高のチョコレートを作り続けているんです。そのレシピは、創業以来今までずっと守り続けられているそうですよ。すごいですよね〜。

王妃マリー アントワネットの所望により生まれたチョコレート『マリーアントワネットのピストル』

かつて『ドゥボーヴ・エ・ガレ』は、たくさんのヨーロッパのチョコレートブランドが日本に進出する中、フランスに行かないと買えない貴重なチョコレートでした。それがなんと今は日本国内発送で、しかもオンラインで、購入が可能なんです!!ちょっとびっくり。なので、今年のバレンタインデー。超珍しく😁、主人にチョコレートを渡そうなかなぁ、なんて思ったりして(笑)。なんせ彼の一番好きなチョコレートが、日本で手に入るのですから。オンラインで購入してみました。

今回購入したチョコレート達


主人にとっては予想外のバレンタイデーのプレゼント。渡した袋を見ただけで、「うわ〜、ドゥボーヴ・エ・ガレだ!!」と興奮気味。袋見ただけでわかるって、相当好きなんですね(笑)。そして久しぶりの『ドゥボーヴ・エ・ガレ』のチョコレートを目の前に、予想以上に大喜びしていました。それから大事に大事にちょっとずつちょっとずつ食べてくれています☺️。貴重なチョコレートだってよくわかってるから、扱いも特別ですね。なんかちょっと嬉しくなりました。

主人にプレゼントしたショコラアソート
自分用のボンボンショコラ

久しぶりにいただく『ドゥボーヴ・エ・ガレ』のチョコレートはやっぱり美味しい。日本にいてオンラインで購入できるのは便利で嬉しいけれど、やっぱりパリのあのお店に行って、大好きなボンボンショコラを山ほど買ってたくさん食べたい💕。

今はまだこんな状況ですが、またパリ本店に買いに行ける日が来ますように♫


ドゥボーヴ・エ・ガレパリ本店
(出典:ドゥボーヴ・エ・ガレHP)


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