11月のレッスンレポート(フランス菓子初級)

長らくレッスンレポート、滞っておりました。。。
お菓子入門クラスに引き続き、昨年11月のフランス菓子初級クラスのレポートです。

11月のフランス菓子初級クラスは、教室初の「和」をテーマとしてレッスンしました。実習で作ったのは、『抹茶と栗のロールケーキ』。抹茶は日本を代表する世界でも有名な素材です。本来フランス菓子には日本の素材を使うことはありませんでした。しかし近年、その味に魅了され次々とフランスのパティシエ達が取り入れていくようになりました。

フランス菓子初級クラス『抹茶と栗のロールケーキ』

フランス菓子初級クラス『抹茶と栗のロールケーキ』

今回の私が考えたこのケーキ。生地もクリームも抹茶!だから、もちろん濃厚なんです。苦みが苦手な方もいらっしゃるかな〜と思ったりもしたのですが、実際には100%の生徒さんが「抹茶の苦味、大好きです!」と仰っていました。やっぱり、日本人ですね〜♬ もちろん私もこの苦みが大好き!この苦味がないと抹茶を語れないですよね。かと言って苦いだけでは、やっぱり食は進みません。扱いの難しい抹茶を使ったお菓子は本当に難しい。何が難しいって、作ることより、美味しい味に到達するのが!(笑)試作段階ではかなり苦労しましたが、頑張った甲斐あって、苦味の中にある優しい甘さを表現できた自信作になりました♡

慎重に、丁寧に生地を作り、クリームをくるっと巻きます。ほとんどの皆さんがこの巻が初めてだったようで、今回最大に緊張されていた瞬間でもありました。「あっと言う間に終わりますから、ためらわずに一気にいってくださいね!」の私の言葉にちょっと怖々されていましたが、なんのなんの。皆さん、本当にお上手にロールされていました♬

フランス菓子初級クラス『抹茶と栗のロールケーキ』

お皿に盛ってもこんなに素敵!

デモンストレーションでは『プディングポティロン』をご紹介しました。フランス語で「かぼちゃのプリン」を意味します。「かぼちゃのプリン」と言っても、巷に出ているものは味は様々。今回私が目指したかったのは、濃厚で上品な味わいの、食べ応えのあるもの。かぼちゃよりもかぼちゃを感じるプリンを目指しました。

フランス菓子初級クラス『プディングポティロン』

フランス菓子初級クラス『プディングポティロン』

ティータイムでの皆さんの反応は、今回はいつも以上に嬉しかったんです。まずはテーブルコーディネート。今回は、私の中で「秋を感じる和風のティータイム」をテーマにしてテーブルを作り上げました。教室に入られた瞬間に、ほぼ全員のみな様が「素敵ぃ〜♡」と声をあげてくださいました。そして、試食。『抹茶と栗のロールケーキ』では「こんなに美味しいロールケーキは食べたことありません!」と「このかぼちゃのプリン、今まで一番美味しいです!」など、最高級の褒め言葉をいただき、有頂天になるわ・た・し(笑)。でも、皆様の嬉しい反応が私の元気の源なんですよね〜。

フランス菓子初級クラスのティータイム

フランス菓子初級クラスのティータイム

歩く道で、テーブルコーディネートで、そして試食のお菓子で、秋を十分に感じながら楽しく過ごす優雅なティータイムになりました。
みなさま、今回もレッスンにお越しくださり、ありがとうございました。
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2017-02-18 | Posted in News, レッスンレポートComments Closed 

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