ローラン先生のフラワーレッスン

先月、お世話になっているさおりさんに、ローラン・ボーニッシュ先生のフラワーアレンジメントレッスンに連れて行っていただきました。

お花の経験は、テーブルコーディネートの先生に以前7〜8回習ったことがある程度です。しかもそれも6〜7年も前の話。今となっては、ほぼ初心者と同じですね（笑）。初めてさおりさんにローラン先生のお花の写真を見せていただいた時、一瞬で心がトキメキました。なんと言うか、お花からフランス、パリの香りが漂って来ていて、パリのお花屋さんの写真を見ている気持ちになりました。先生の使われているお花の組み合わせは、日本で作られたとは思えない色使いなんです。

興味津々の私にさおりさんが「一回一緒に行ってみる？」と聞いてくださった時、間髪を容れずに「行きます！！！！」と前のめりにお返事していました（笑）。お教室をしていくのにお花もしたいな・・・と思ってはいましたが、実のところ即答している自分にビックリしました。『お花ができるようになりたい』というより、『この先生のセンスを学びに行きたい！』と直感的に思ったんです。結局私、フランスで目にする色使いや雰囲気が大好きなんですよね。つまり、ローラン先生のお花に一目惚れしたわけです（笑）。

今回は「アレンジメント」のレッスンでした。葉っぱやお花の色使いが秋色で、とても季節感のあるシックなアレンジメントです。先生や皆さんのお話を聞いていると、前回まではブーケが続いたようで、今回は久しぶりのアレンジメントということ。私はブーケは作ったことがありませんし、ブーケは本当に難しいらしいので、初回である今回は、アレンジメントで内心ホッとしていました（笑）。

ローラン先生

机の上には既に今日使うお花が準備されていましたが、もうそのバケツのお花を見ているだけで既に素敵♥️（笑）。さおりさんによると「お花は花材で９割決まるらしいよ」とのこと。そうですよね〜。そこで既にセンスが出るんですから。選んでる段階で先生の頭の中には完成形があるんですよね、きっと。

生徒用の今日の花材

そして時間になったら先生のデモが始まります。バケツの中で既に素敵な花達。ローラン先生の手によってどんどん息吹を吹き込まれていきます。花器の中にセンス良く組み立てられて行くのを見ていると、お花達に表情が出始め、見ているだけでワクワクしていきます。本気で見とれてしまうセンスの良さ。私、この後自分で作らなければいけないことを完全に忘れています（笑）。「じゃあ、始めてください〜♪」と、先生の声でハッと我に返りました。「これ、自分でほんとにできるのかしら・・・」と一抹の不安が頭をよぎります（笑）。

ローラン先生のお花

実習ではさおりさんのお隣に座らせてもらいました。初めてでわからないことだらけでしたが、さおりさんが色々と助けてくださいました。しかも私だけじゃなくて、目の前に座った遅れて来られた方にも今日の内容を丁寧に教えてあげていました。ほんとにほんとに優しい方です。
今回は生徒さんは全部で12〜13人くらいいらっしゃいましたでしょうか。とっても賑やかに実習がスタートしました。私もキョロキョロあわあわしながら（笑）、先生に質問しつつ、途中笑われながらも、何とか完成させました。出来上がりを見ると、十人十色とはまさにこのこと。同じ花材を同じ数だけ使って、同じ先生のデモを見て実習しているのに、全員雰囲気が全く違うのです。お菓子のデコレーションと一緒ですね。全く同じものができないところが面白い。。。

久しぶりのお花でしたが、とっても楽しかったです。上手下手は置いといて（笑）、私は手先を使って何かを作るのが基本的に好きらしい（笑）。今回のクラスは人気のクラスなので次回は入れないかもしれないのですが、少しずつでも続けていけたら嬉しいな。

お持ち帰りもパリっぽくて素敵

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